恋活に危機が発生すると

結婚式が赤く点灯したとき

「わかりました。
飯塚さんは、しおりさんとの今の関係が崩れてしまうことを怖がっているんですね。
では、しおりさんとどうなりたいのか。
今度はそれを、イメージして別のカードを選んでください」
しおりさんと、どうなりたいのか。
この答えは一つ。
そして、そのイメージのカードが、すぐに目に入ってきた。
「これです。
この花のカードピンク色で優しく包まれているそんな感じの関係になりたいって思っています」
「ピンク色で優しく包まれている感じですね。
具体的には、どうなっていたいと思っているのですか?
「まあ、もともと婚活でしおりさんと出会ったんですからもちろん二人で幸せな生活を送ること。
結婚前に恋に落ちていた人もいれば

いろんな苦難もあるでしょうそれを夫婦二人で

誰が見ても幸せな二人だなって思ってもらえる。
そんなことを想像しちゃいますね」
これは、何も今思いついたことではない。
ここ数日、心の奥底でイメージしていたことだ。
その象徴が、この花のカードに描かれている感じがした。
「ということは、今のこの、夜景の状態から花の状態にしていきたいということですね」
俺はこっくりとうなずいた。
ではそうなるために、どうしなければいけないのか。
その行動を考えたときにピンとくるイラストを残りの六枚から選んでください」
そうなるために、どうしなければいけないのか?

 

離婚する可能性があり


離婚するかどうかを予測することができます

そんな光景が描かれている。
でも、どうしてこれなんだろう?
「子どもと海のカードですね。
どこが気になりましたか?
「そうですね……すると、ある答えがひらめいた。
それをそのまま口にしてみる。
「このバケツに詰まった自分の思いを、大きな海にぶちまける。
思っていることを思い切って伝えてみる!
やっぱりそうだよな!
思いを伝えないと前には進めないよな!
自分で言いながら自分の言葉に納得したやはりここは、勇気を持って告白をしてみるしかないダメならダメでもいい!
恋活に危機が発生すると

プロポーズを止められません何もしないで後悔するよりは何かをしてから後悔をしたほうが、気持ちもスッキリするはずだ!
「じゃあ勇気を持って告白する、ということですね」
「はいっ!」
俺は羽賀先生の問いに、はっきりと返事をした。
「じゃあおさらいしましょう。
今の状況であるこの夜景の不安な状態からしおりさんと幸せな生活を送るピンク色の花の状態になりたい。
そのためには、子どもがもっているバケツの中にある自分の思いを、
海であるしおりさんにぶちまける。
つまり、告白をするということですねこの1連の流れを振り返ってなにか思うこと感じることはありますか?
結婚はもはや嵐のための安全な避難所ではありません
結婚はもはや嵐のための安全な避難所ではありません

婚活してしまったら

それは別の嵐の中にあった結婚は「はい、やっぱり思い切って行動するってことは大切なことだなって感じています。
うん、しおりさんと一緒になりたい。
その思いが、ふつふつと湧いてきましたよ。
それにしても、カードを選ばせるっておもしろいやり方ですね」
メタファリングかぁ。
これはなかなかおもしろいものを、体験させてもらったな。
おかげで勇気が湧いてきた。
よし、今日、しおりさんに告白してみるぞ!
二人きり「それにしても、りほは遅いなぁ」
私は時間を気にするタイプだ。
ビジネスにおいて時間を守るというのは、必要不可欠なこと。
夫婦はこれを理解しません

婚活生活という現実にはあてはまりません

いや、それ以前に人を待たせるという行為が、私は大嫌いだ。
時計の針は六時五分前を指している。
待ち合わせというのは、遅くとも五分前に着いておくもの、というのも私の中の鉄則。
とはいえ、りほはビジネスマンではない。
ましてや今は、商談の場でもない。
主婦で、若いりほに時間を守らせるなんていうことが非常識なのかしら。
でも、りほは時間に遅れるタイプじゃないと思っているんだけど。
このままじゃ、男性陣のほうが先についてしまうかも。それが気が気ではない。
あらためて周りを見回す。

結婚で不安定な人でさえ